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気づいたら。「博さん京子さん」11
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。


想定外の映画デートからの、晩御飯のお誘い。

京子さんはどうしたらいいんだろうと返答に困り口ごもっていましたが・・・。


博「一緒に晩飯食べながら、映画の感想を言い合いたくない?」

京子「それは話したいわ!」

口ごもっていた京子さんがパッと顔を上げて答えました。

博「じゃあ、決定。ははは。嫌いなものない?俺の行きつけでいい?」

京子「え、ええ。嫌いなものはないわ。うん。」

博さんに終始リードされているような形で、晩御飯も一緒に食べることになりました。

京子(鈴木さんと一緒にいると、嫌な気分はしないし、気まずいとか、疲れたとかそういう気持ちは全然ないわ。だからこんなに長時間も一緒にいられるわけだけど・・・。なんだか初めてのデートで、こんな一日中一緒でいいのかしら。私のアラが目立たないかしら。)

考えを巡らせている間、博さんはスマホでナビを検索していました。

博「じゃあ、ここからJRの電車に乗ろう。2駅なんだけど、いいかな。」

京子「ええ、お任せするわ。」

博さんについて歩きながら、京子さんは先ほどのセリフを思い出していました。

京子(鈴木さん、さっきサラリと好きだよって言ってなかった? 嬉しいけど・・・軽い男性なのかなあ・・・。でも、素直に嬉しい。)

電車に乗っている間も、話しながらぼんやり考えていました。

京子(今日一日、ずっと着いて行ってるカタチになってるけど、このまま着いってっていいのかしら。気づいたらホテル、なんてことになってたりして・・・まさかね。私がそんな。)







そして、その数時間後。

京子(まさか本当に・・・・。)

気づいたら、ホテルでした。



<続く>

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