高齢者婚活パーティー | 高齢者婚活パーティー、70代60代50代40代の高年齢お見合いパーティーならブライダルネットへ!東京、埼玉、千葉、神奈川、関東エリア在住の高齢者多数

ブライダルネットワーク
高齢者お見合いパーティー
ブログ

ガチャリと閉めたドア「博さん京子さん」42

高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。

お店を出て、ホテルに向かっているお二人。

京子(結局、ホテルに・・・。初デートからの、2連続・・・。なんだかなあ。いや私はそういうつもりなんじゃないのに・・・。)

ぼんやり考えていると、

真里「ねえ、お母さん、『私はそういうつもりじゃ無かった』って、それって、お持ち帰りされる人がみんな言うセリフだから!」

頭の中に娘、真里さんの声が聞こえて来てハッとしました。

京子(ハッ!これも・・・同じようなパターン?結局、意志が弱い?私、流されている?・・・はあ・・・)


博「京ちゃん浮かない顔だね。困ってる?」

京子「あ、あの困ってるっていうか・・・・私って、なんか流されやすいのかなあ、なんて。」

京子(はっ、こんなこと博さんにいうべき話じゃ無いわね。)

博「ははは。京ちゃん、俺に流されてるって思ってるの?うーん、そうだな。流されてくれる京ちゃんも、俺の好きなとこなんだよなあ。」

京子「えっどういうこと?軽い女が好きってこと?」

博「いや、なんでそうなるの。そういうことじゃ無くてさ。俺に流されてくれるのがいいの。」


そう話しながらホテルに到着した二人。
博さんがガチャリとホテルの部屋のドアを閉めると

博「俺がすごい悪い男だったらどうするの?そんなに流されちゃって・・・ってね。」

京子「え。ええええええ!」

博「ははは!なーんて嘘ウソ!もう京ちゃん可愛いなあ。そんなびっくりした顔しないでよ。あはは。口がすごく開いちゃってるじゃないか。」

その言葉に、思わずぽかーんとした顔を元に戻すと

京子「もう・・・博さんわかんなくなって来ちゃうわ・・・。」


<続く>


PageTop