2019年05月12日 [中高年齢婚活パーティー]
もう一皿「裕也さん美沙代さん」16
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
アジア料理店のパッタイがお気に召した裕也さんは、勢いよくお代わりして食べています。
裕也「本当、これ美味いよね。モグモグ。またお代わり!」
裕也さんは「お代わり!」と何度も言って、その都度取り分け小皿を美沙代さんに渡します。
美沙代「もう・・・無いわよ。」
裕也「へっ?」
見ると注文したパッタイの皿が空っぽになっていました。
裕也「もう無いの?」
美沙代「伊藤さんがほとんど食べちゃったんだもの。」
裕也「え?俺が?」
美沙代「そうよ、すごい勢いで食べるんだもの。」
裕也「そ・・・そっかあ。ゴメンごめん。じゃあもう一皿頼もっか。」
美沙代「え?もう一皿?」
裕也「うん、だって足りないよね?」
美沙代「私は・・・それよりは、他の色んなお料理を食べたいわ。せっかく口コミの人気なお店に来ているのだし。」
裕也「えーそうかな。だってこれは確実に美味いのが分かったから安心じゃない。他のはどんな味がするか分からないし。」
美沙代「ええっ。だから楽しみなんじゃない。」
裕也「そうかなあ。そんな冒険するくらいなら安心して美味い料理を腹一杯食べたいけどなあ。」
美沙代「・・・・じゃあ、いいわ。もう一皿頼みましょうか。」
ふう、というため息とともに美沙代さんはそう言いました。
裕也「おっ、やったあ!すいませーん、この皿の料理をもう一皿追加でください。」
そうしてお二人の初デートは終了しました。
<続く>
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
アジア料理店のパッタイがお気に召した裕也さんは、勢いよくお代わりして食べています。
裕也「本当、これ美味いよね。モグモグ。またお代わり!」
裕也さんは「お代わり!」と何度も言って、その都度取り分け小皿を美沙代さんに渡します。
美沙代「もう・・・無いわよ。」
裕也「へっ?」
見ると注文したパッタイの皿が空っぽになっていました。
裕也「もう無いの?」
美沙代「伊藤さんがほとんど食べちゃったんだもの。」
裕也「え?俺が?」
美沙代「そうよ、すごい勢いで食べるんだもの。」
裕也「そ・・・そっかあ。ゴメンごめん。じゃあもう一皿頼もっか。」
美沙代「え?もう一皿?」
裕也「うん、だって足りないよね?」
美沙代「私は・・・それよりは、他の色んなお料理を食べたいわ。せっかく口コミの人気なお店に来ているのだし。」
裕也「えーそうかな。だってこれは確実に美味いのが分かったから安心じゃない。他のはどんな味がするか分からないし。」
美沙代「ええっ。だから楽しみなんじゃない。」
裕也「そうかなあ。そんな冒険するくらいなら安心して美味い料理を腹一杯食べたいけどなあ。」
美沙代「・・・・じゃあ、いいわ。もう一皿頼みましょうか。」
ふう、というため息とともに美沙代さんはそう言いました。
裕也「おっ、やったあ!すいませーん、この皿の料理をもう一皿追加でください。」
そうしてお二人の初デートは終了しました。
<続く>