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詰め寄る真里「博さん京子さん」22

高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。

真里「で?どーゆうことなのかしらっ」

京子さんは、スーパーのパート終わり、帰宅後
娘の真里さんに詰め寄られています。

京子(案の定だけど・・・なんという気まずさ・・・)

真里「お母さんっ。連絡もなしで朝帰りなんて・・・」

京子「ごめんなさい!すごく心配したわよね。私も反省して・・・」

真里「何言ってるの!」

京子「・・・!」

真里「反省なんていいから、何があったのか詳しく教えてよー!」

京子「え?」

真里「そんなに乗り気じゃなかったみたいだけど、一日ですっかり恋愛にハマっちゃったの!?」

京子「ええ?」

真里「おっとりなお母さんが、朝帰りなんてするなんて事件よこれは!どんなイケメンなのよー!ちょいワルオヤジ?」

京子「え?え?」

真里「どんな人?どこ泊まったの?相手の家とか?ねえ、結婚するの?」

京子「えええ、ええーと・・・・。そんなこと、娘に言えないわよ。」

真里「昨夜、心配してた身としては聞く権利がある!」

京子「そ、それは本当にごめんなさいってば・・・」

真里「泊まるなら泊まるで、それだけ連絡くれたら良かったのにー。全然泊まってきてOKなんだから。」

京子「ちょっと真里・・・あなた、こんな話、抵抗ないの?」

真里「え?全然。むしろ私ももっとお泊まり許してほしいくらいよ。」

京子「だ、だめよ!そんな簡単にお泊まりだなんて・・・」

真里「ええーーー今のお母さんが、言う?」

京子「ご、ごほん。とにかく・・・」

京子さんは座り直して、できる限り昨夜の出来事を
真里さんに説明しなければと思いました。


<続く>


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