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その後お2人のエピソード「俊夫さん、千代さん」その4

高齢者婚活パーティー
前回までの俊夫さんと千代さんのお話。

二度目のデート。千代さんの要望で向かったのはカラオケ店。
歌が苦手な俊夫さんはいったいどうなるのでしょうか?

俊夫さんの歌う坂本九「上を向いて歩こう」
最初、手拍子をしてワクワクしていた千代さん。
歌が始まるとちょっと驚いた表情をして、そしてその後、黙って画面と俊夫さんを見つめていました。

俊夫(つまらなそうな顔で画面を見ている・・・。オンチだなあと思っているんだろうな。テンポもまるで分からない。カラオケで歌うことになるなんて・・・)

カラオケなんて来なければよかった。
そう後悔した俊夫さんは、

俊夫(歌詞だけは間違わないように歌おう。どうせ他はメチャクチャなんだ。この歌詞は大好きなんだから・・・)

と、歌詞に俊夫さんなりの気持ちを込めて歌い終わり、

俊夫「すいません。実はカラオケには行ったことがなくて。それというのも学生時代の合唱でヘタだと言われてしまったことがあってから、歌うことを避けてきたんです。オンチな歌を聞かせて申し訳ないですね」

自虐的に千代さんに伝えました。
俊夫(どうせ、私はヘタですよ。千代さんだって来なきゃよかったって思ったでしょう)

すると千代さんは、

千代「歌は心が大事だってカラオケ教室の先生が言ってました。俊夫さんが歌っているのを聞いていたら、歌詞から俊夫さんの心が伝わってきている気がして。真剣に聞き惚れてしまいました。」

俊夫「えっ」

千代「先程の蕎麦屋の件で俊夫さんは言いました。壁に当たったら二人で回り道をして探したらいいんだと。上を向いて歩こうの歌詞のように、泣きながら一人で歩くこともお互いあったかもしれません、でも上を向いて一緒に歩いていけたらいいんですよね」

俊夫「そんな風に思ってくれていたんですね」

千代「すてきな歌のメッセージをありがとうございます」

その時俊夫さんは、なんて前向きにとらえてくれる女性なんだろうと感動したと言います。

俊夫(自分が何気なく言った言葉も覚えててくれていて、下手な歌もありがとうと言ってくれる。千代さんは素敵な女性なんだなあ)

と、大変に心がほっこりされて、ますます、一緒にいたい存在となったそうです。

最初は少し話しただけだから分からないこともあったお二人。

デートを重ね、お互いが苦手な部分も共有し、それを乗り越えて楽しめたことで、絆が深くなっていったようですね。

そして、お二人の現在は?

俊夫「結婚を視野に入れて話を進めています。私は子どもがいるので相談して、納得してもらいたいですね」

千代「私はすぐにでも結婚したいと思っています。二人の関係がハッキリしたものになりますから。結婚式ですか?さすがにそれはあげませんけどね(笑)」

お二人のご結婚を心よりスタッフ一同お祝いしたいと思っています!
<終わり>


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