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一夜明けて「義明さん幸子さん」19

高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。

泊りがけ旅行で酒に酔って早々に寝てしまった義明さんが目が覚めたのは、すっかり朝でした。

義明「あれ!?・・・・ご、ごめん!」

「ああ、よく寝た」みたいな顔をして起きて、周りを見渡ししばし状況を把握する時間があり、
その後、昨夜のことを思い出したのち、すでに目が覚めて起きている幸子さんが窓際に座っているのを見て、
開口一番に出た義明さんの言葉がそれでした。

幸子「おはよう。・・・よく寝ていたわね」

なるべく笑顔で言ったつもりでしたら、昨夜のフテ寝の影響か、どうしても嫌味っぽくなってしまいます。

その雰囲気を義明さんも察しているようで、

義明「あの・・・昨夜はなんだかすまんね。すっかり酔って寝てしまったよ」

幸子「そうみたいね。随分ぐっすり寝ていて起きる気配もなかったものね」

そして気まずい空気と無言の時間が流れます。

義明「いや、普段はそんなに飲まないんだけどさ。美味しいお酒でつい進んでしまって。まさか酔って寝てしまうなんて、ねえ・・・」

幸子「どうせ私なんて一緒に居ても寝ちゃうくらいの価値しかないですもんね」

義明「え?どう言うこと?」

幸子「どうもこうも・・・私なりに決心して旅行に来たのに・・・」

言って、ハッとしました。
しまった、私何言っているんだろう。ついカッとして余計なこと口走っちゃった。

義明「あ、ああ・・・ええと、その、なんだ。幸子さんが別段どうこうと言うわけじゃないんだ。本当にただ酔ってしまって。」

義明さんは幸子さんの言い分を察したようで、慌ててフォローを入れました。

<続く>


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